散骨事業を始めるにあたって、どのように仕事を行えばよいのか分からなかったので、保健所に行ってきました。
すると、保健所では分からないとの事で、市役所の市民安らぎ課(墓地・斎場の管理や市民葬儀に関することなどを行っている部署)を紹介されました。
市役所に行ってみると、散骨の事は全く分からない、こういった相談は初めてとの事。漁協に聞いてみてはどうかと言われました。
漁協に行ってみると、全く分からない。漁の邪魔にならなければ気にしないけど、海上保安庁に聞いてみて欲しいと言われました。
海上保安庁に行くと、ようやく答えが得られたのですが、これ、実際の話なんです。
まだ法律がきちんと整備されていないので、好き勝手にやる業者が居ても不思議ではないという事を実感しました。
だからこそ、きちんとした自主ルールを定めて、誠実に仕事を行いたいと思っています。
海上保安庁で頂いたアドバイスを元に、ポライトセレモニーでは以下のルールを守って仕事を行っております。
1.ご遺骨はパウダー状に粉砕して散骨します |
漁師さんの網に人骨が掛かるのは、節度を欠きます。 |
2.ご遺骨は無害化処理を施して散骨します |
環境に配慮した散骨を行います。 |
3.自然に還らないものは海に撒きません |
造花、ビニール類、形見などの人工物は海に撒きません。 |
4.誰の迷惑にもならない場所で散骨します |
湖や河川など、水道水の水源となる場所では散骨しません。沖合で散骨しますが、漁や養殖、海上交通の妨げにならない場所で行います。 |
5.一般市民に目立たないようにします |
周囲の人の宗教的感情に配慮して散骨をします。 |